アオマルメヤモリにクリムシを給餌する
ドングリから出てきたクリムシはこのようにして使っている。与える時には念のため頭の付近を潰す。何しろドングリの殻を開けて出てくるような顎を持った幼虫だから。野生ではいろんなものを気ままに食ってるだろうし、やらなくても良いのだろうけど念のため。
このクリムシ。実は皮がけっこう丈夫。皮をしごいて幼虫の中身を絞り出した時にその丈夫さに気がついた。しかし皮は消化はきちんとされているようなので問題なさそう。
クリムシは好物なのだけど、同様にハニーワームなんかも与えると大喜びなので、幼虫系は大好きなのかな。
ガラス越しでも何が用意されているのかきちんとわかる。明らかに何かを見つけた様子。
こちらはハニーワーム。
雲のように浮かぶ平城宮跡の荻の穂
「秋晴れに 枯れた荻の穂 雲のよう」
私の身長より遙かに背高く枯れていて、雲一つないの真っ青な秋晴れの空にまるで雲のようにふんわりと浮かんでいた。まあこの背景方向だけ雲ひとつなく真っ青だったという話で山の方には雲がありましたが(笑)
この荻って数年前までは平城宮跡でもっとたくさん群生して生えていたのだけど、草刈りされたり、工事で減っちゃった。とても寂しい。 イベント会場や観光地として手入れしたいのはわかるけど、昔から保全されてきた自然環境も大切なのではと思う。もったいないなあ。
紅葉シーズンの奈良公園周辺を歩き、若草山に登る
奈良公園周辺といっても寺社仏閣は回らず、いつもの若草山を登ってきた感じ。撮影はiPhoneのみ。LX7、TG4も持っていったけど出番はなし。年々写真はスマホでじゅうぶんになってきているなあ。
佐保川から若草山の眺め。ここは紅葉だけでなく、桜も綺麗な場所。葉が既に散っていて少し残念。
奈良女子大のイチョウの横を通って東大寺大仏池へ。
色づいた木々が静かな池に反射しているのが美しい。
境内の紅葉は真っ赤ではないけれど、鮮やかな色になっていた。
イチョウは鮮やかに黄色。柔らかい芝に黄色の葉が積もっていて、とても美しかった。
踏みしめてみると足裏から秋を感じることができる。
若草山の麓を通り春日山遊歩道へ。
この道はもう100回以上は登っているだろうか。
とても豊かな場所。枯れた心がここを通ると、癒やされてまた何かが芽生えてくる。
上から射す陽が色づいた葉を明るく照らしていて、暗い山道とその葉の明るさのコントラストが印象に残った。
途中でGoogleのストリートビューの車とすれ違ったので半年後くらいの更新が楽しみ。きっと私の姿が写ってる。
山頂では鹿がたくさんいてやる気なさそうに眠っていた。
私もベンチに座って30分ほど一緒に寝たかな。
最後は奈良国立博物館の周辺。寺社仏閣自然もいいけど、このような素晴らしい建築と紅葉の組み合わせも好き。
「こころ疲れて山が海が美しすぎる」という山頭火の有名な俳句の通り、疲れた時は自然の美しさに体も心も委ねるに限る。