アゲハチョウの羽化と飼育
アゲハチョウの蛹たちはあれからどんどん羽化して、その成虫たちを飼育ケースを自作して飼育しています。人に見せる目的も兼ねているので、前面を透明にした作りにしています。
幼虫飼育時の室温や光の具合なのか、すぐに羽化しなかった蛹が多くいました。その蛹の中から一か月経って羽化したミヤマカラスアゲハがいたのですが、その成虫をみると夏型ではなく春型のような翅を持っているので、すぐに羽化しない蛹は越冬するつもりだったようです。小さい頃に暗所で育てた固体です。
11年前につくった動画です。
我ながらよくできています。
アゲハチョウの蛹たち
アゲハチョウの蛹たち。
上から、茶色ミヤマカラスアゲハ、緑色ミヤマカラスアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ。
カラスアゲハは予定日を過ぎても出てこないので少し心配。
クロアゲハは蛹化失敗、寄生で羽化まで至りませんでした。
ナミアゲハは羽化したので、成虫を飼育しています。
色んな所で蛹になりますが、葉っぱで蛹になる場合はちょうど葉脈に沿って蛹になっている気がしないでもない。そう考えると、蛹の背中の茶色の微妙な線にも納得がいきます。
柚子につくアゲハの幼虫
庭で育っている小さな柚子についたアゲハの幼虫。
どんどん大きくなっては消えていく。
途中で鳥に食べられるのだろうか。
何アゲハだろうかと考えているうちにいなくなる。
無事に大きくなって蛹化まで行ったとしても、寄生されていることも多いので厳しい世界なんだなと思う。
動画は過去のアゲハの飼育動画より。