エダナナフシのオスとメスの見分け方とは
ナナフシは変わった生き物でオスがいなくても単為生殖で次の世代を産むことができるらしい。なかでも日本でよく見られるナナフシモドキ(モドキとついているけど、ちゃんとしたごく普通の代表的なナナフシ)はオスがかなり貴重で発見したら新聞に載るレベル。国内での発見例が10件もないようだ。下の記事の事例のオスは色が黒っぽく見えてかっこいい!
私が飼い始めたエダナナフシも単為生殖をするらしい。地域や場所によるみたいだがナナフシモドキと違ってオスも普通に見つかる。うちに連れてきた2匹のエダナナフシもちょうどオスとメスのペアになっていた。
成熟するまで違いがわかりにくのか、脱皮して体色のつき方が今までと変わり始めた頃に体に特徴が現れ始めた気がする。最初に連れてきたエダナナフシはメスかと思っていたけれど、脱皮してからは緑一色だった体の縁に深い赤のラインが入り尻尾も一気に広く大きくなりオスと判明した。
まずメス。頭部に鬼のような2本の突起がある。
そして尻尾が直線的。
そしてオス。頭部がツルッとしていて突起はない。
そして尻尾が広く大きい。
まだ交尾をしている様子は見たことがない。夜行性のようなので私が寝ているうちに二人で頑張っているのかもしれないし、オスは不要と相手にされてないのかもしれない。ともかく次は卵が見てみたいなあ。飼育ケースのヤシガラも撤去して底には何もない状態。転がった糞ばかりを見てるので、そろそろお願いしたい。