紙魚はどこから来るのか
なんとなんと。よく聴くネットラジオで紙魚の話が。
紙魚はどこから来るの?という疑問に関しての話題は16:30から始まる。たまに見かける紙魚は家のどこに居るのか?家にはどこから来るのか?という話。うちでは紙魚を殖やしてるので便乗してブログ記事を書いてみる。
こんな感じ。鱗粉禿げてますが普段はめっちゃ銀色。
動画も閲覧推奨。こんな感じ。見ていただけたらなんで魚という文字があてられているのか理解してもらえるかも。英語でも同様にSilver Fishと呼ばれてる。最近はMinecraftにも登場して有名ですね。
ラジオではぶっちょさんとアニワギさんはわりと珍しい虫という認識で話をされていたけれど、私は探せばどこにでもそれなりの数はいる虫だと考えてる。もちろん他人の家にお邪魔して念入りに探すことはできないし想像。新築とか綺麗なタワマンとかでない限りはどんな家にもいるんじゃないかなあ。
ちなみに卵はこんな感じ。
紙魚の孵化した直後の幼虫。その時から成虫と同じ姿をしている。
私の経験からの推測を書いてみる。
まず家の中で見かける紙魚は普段はどこにいるのかについて。これはとにかく適度な湿度がある何かと何かの暗い隙間っぽい場所にいる。紙魚は自分の体がきっちり収まるスペースに身を潜めるのが大好き。家具と壁や絨・毯畳の間とか押入れとか。そして積んだ新聞、本棚の本、ダンボールとか。
一般的に一番目撃例が多いと思われるケースとして、手にとった本に紙魚がいてビックリなにこれ気持ち悪いというのがある。これは本棚と本の隙間が心地いい条件を満たしていて、なおかつ人間の目につきやすいのが理由だと思う。本にいる虫という一般的なイメージはたまたま人間がそこで見かけることが多いからで、ゴキブリ同様に一匹見つけたら他の好条件の場所にもいるはず。
卵を産む場所も本当に超隙間な場所。うちで殖やしている紙魚はティッシュの二枚重なってるその間に卵を産む。その光景を見てると自分が見えないだけど、家の中のいろんな場所に卵を産んでるんだろうなと感じる。
紙魚が食べたティッシュ。
ダンボールも齧って穴をあける。
そして紙魚の探し方について。夜に探すのが効率が良い。紙だけでなくお米やペットの餌のこぼれたもの、人間の落としたパンくず。こんなものを食べるので台所の端にそれとなくそれらを置いておき、夜中に不意打ちで観察すると齧り付いていたりする。
餌を使わなくてもダンボールを使うのも簡単。ダンボールのW状の隙間が彼らは大好き。紙魚がいそうな場所にダンボールを一晩置いておいて朝に回収するのも見つけやすいかと。
私の経験では完全な屋内ではセイヨウシミ・ヤマトシミが多く、屋外との境目もしくは屋外ではセスジシミが見つかることが多かった。
ハエトリグモを飼う時の餌としても使える。
次に家にはどこから来るのか。これは起源を追い始めたらキリがない話だけど、単に紙魚がいる隣家から来ていたり、人間活動で何かの荷物のやり取りをすれば紙魚も一緒に移動して来るのだと思う。特に先ほど書いたダンボールは紙魚の拡散経路としてかなりの優秀なのでは。
以上、ラジオに便乗して私なりの妄想を書いてみた。探し方に関しては特に情報がないと思うので参考になれば幸いです。どうやら研究する人が少ないのか昔からいる原始的な虫で有名なのに情報があまりない。もしかして青春あるでひどの論文企画にも使えたりして!?
うちのヤモリが食ってる様子。ベビーに使える紙魚のサイズは重宝する。
ちなみに話題になっている爬虫類や両生類の餌として使われることが多いのはマダラシミという種類。私はまだ持ってない。ショップでも流通しているらしいので、機会があれば手に入れたいな。
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