MacBookを分解しよう!掃除しよう!
PowerMacをメインで使っていた頃はカパッと開けてたまに掃除したり、吸込口にホコリ吸込み防止のグッズをつけたりしていました。でもノートの場合はホコリの吸い込み防止対策はどうしようもないですよね。気になる人はキーボードカバーとか付けて防ぐのかな?でも冬場はいいけど、夏場は怖いですね。キーボードをふさいじゃうと温度が上がり過ぎそうで。まあいろいろ考えるよりもパカっと開けちゃって掃除するのがいいと思います。分解すると保証も効かなくなりますし、あくまで自己責任で。
今回、分解掃除したのはMacBookの昔のCore2Duoのポリカタイプです。当然自己流です。なんとなく外している部分や、外さなくてもいいネジもあるんですが全部外して分解してます。掃除以外にもパーツの換装や、何かのトラブルの解決の参考になれば幸いです。そもそも今回分解したのも掃除というより別目的もあったんですよね。なんとイヤホンの端子が中折れしてミニジャック内に残ってしまったという…w
iPhone付属のイヤフォンがMacBookの中で中折れしました…。解決したけど。
http://d.hatena.ne.jp/water_flea/20110115/1295074086
分解掃除に必要なもの
- 小さいプラスドライバー(俺は一本で外しました。ネジ径に合ったなめないドライバー用意してください)
- コイン(HDD,メモリ外しに)
- セロテープ(ネジ外し)
- ブロワー(ホコリを飛ばすのに使います)
- トレイやケース(外したパーツを失わないために)
- デジカメ(記憶の補助に)
- カード(銀行のくらいの厚みがあれば)
まずはメモリとHDDを外します。ここまでの手順はおなじみですね。自分でメモリ、HDDを換装されている方も多いと思います。あとは基本はネジを外していくだけで特殊な技術や器具はいらないです。ただネジが小さいので無くさないようにしてくださいね。
【1】コインでMacBook裏側のロックを回してバッテリーを外します。
【2】その後はHDDとメモリ取付部分を蓋している金属の蓋のネジを緩めて、その蓋を外します。
【3】HDDは左側に引っ張り出すためのテープが隠されてます。それを引っ張るとスコンと外れて、メモリは正面のレバー二つを引っ張るとポコンと飛び出てきます。
【4】ケース側面のネジを全部外していきます。長さや形が違うので注意してください。デジカメやケータイで写真撮っておくといいかもしれないですね。元に戻すときに参考になるので。
【5】底面のネジ3本を外します。マグネットになってるドライバーの先でもネジが抜けにくいので、セロテープでネジを引っ張り上げて外しました。このネジも長さが違います。
【6】バッテリが収まっていた部分に戻ります。メモリが入っていた周辺のネジを外します。ほんとは3本で済むはずですが、4本外しちゃいました。一番左のは外さなくていいですね。
【7】今度はバッテリーと接続する端子が付いている方のネジを外します。これも2本外すだけですが4本外しちゃいました。端子の両脇のは外さなくてもOKです。
【8】これでネジは最後。バッテリーベイと筐体の縁を止めてあるネジを外します。ここは写真撮るの忘れていました。見えているネジを全部外してもいいんですけど、本当は一個飛ばしで外すだけでいいみたいです。まあ全部外しても問題があるわけじゃないです。
【9】トップケースを外します。カードでボトムとの境目を一周グリグリしていきます。するとキーボードが浮き上がってきます。右側は爪が付いていて、なかなか外れにくいのでバリッとしないように気をつけてください。
【10】キーボードと基盤を接続しているフレキシブルケーブルの端子を外します。黒い部分をつまんで上方向に引っ張ると抜けます。かなりのホコリまみれで見にくいですが…。
【11】こんなにホコリだらけになってました。想像以上です…。ブロワーでホコリを飛ばして掃除します。
【12】掃除完了。青く見えなかった基盤が青く見えるようになりました。
最後に分解の手順の動画です。俺はこれをiPhoneで見ながら分解していきました。