みじんこブログ

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ゴキブリホイホイにかかったヤモリの解放方法

Googleで検索するとゴキブリホイホイにヤモリがかかる事例はけっこうあるみたいですね。うちにも今年はヤモリが一匹かかりました。その時の話です。


ある日、親が仕掛けたゴキブリホイホイを除くと中になんとヤモリがかかっていました。しかも生きてる!ヤモリといってもうちで飼育しているブルーゲッコーではなく、ニホンヤモリのことです。顎首以外は綺麗に粘着面に捕らわれてました。動けないままウンコも何度かしたみたいでした。まずは体の形にホイホイを切り取ります。


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横にあるのはオリーブオイルと爪楊枝。この楊枝で粘着面と体の間に油を塗っていきます。すると体に接着してるベトベトが徐々に柔らかくなっていきます。やわらかくなると楊枝を使って体を粘着面から剥がせるので、少しずつ慎重に体を浮かせて更に奥の粘着面と体に油を塗り…を繰り返します。なんで油を粘着面に塗るといいのかという話ですが、チョコレートとガムを一緒に食べるとガムが溶けるという話をご存知の方も多いと思います。おそらくそれと似たような原理なのかなと思います。


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体が自由になり始めるとけっこう暴れます。というか噛んできます。何度もカプカプと噛まれました。わずかに痛かったです。ヤモリの顎ってけっこう硬いですからね。


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時間をかけましたが、なんとか取れました。体に癖がついてるのかホイホイにかかってた時の体勢に似てます。骨折や関節を痛めてないのか心配なので、そのまま外に帰さずに1日様子をみることにしました。結局、壁にも貼りつけるし、走ることもできるみたいなので翌朝に帰ってもらいました。


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今回、驚いたのがニホンヤモリは昆虫など生きた餌しか食べないと思ってたのに、なかなかの量の昆虫ゼリーを食べたことですね。ホイホイに捕らわれて腹も空いてるだろうと脚を摘んだ蜘蛛を見せたり、昆虫ゼリーを見せたのですが、食べたのは昆虫ゼリーの方でした。体が制限されて蜘蛛はうまく齧り付けなかったのですが、ゼリーはペロペロ食ってました。よほど腹が空いていたのだと思います…。


今回はホイホイにかかってから見つけるまでが早かったと思うので解放できましたが、同じケースではたいていヤモリがミイラ化してる状態で発見でしょうね。運が良かったと思います。良かった良かった。