みじんこブログ

人間を含めた生き物の話を中心に。YouTubeに動画投稿もしています(ました)。

餌としての蜘蛛の保管に使っている100均のアイテム

樹上性の生き物のせいなのか、それとも味や挙動に不満があるのかうちのブルーゲッコー(アオマルメヤモリ)はイエコ(ヨーロッパイエコオロギ)があまり好きではないようです。野外で採ってきた小型のコオロギのマダラスズも不評。腹が本当に減ったら仕方なしに食ってる印象です。


反対に好評なのは蜘蛛です。ただし大きさはヤモリの口に無理なく入る小さいのを採集して与えています。ヤモリの反応がいい餌虫は次点で樹上性の小型のコオロギ(カネタタキなど)ですね。素早い動きがいいらしく必死に追い詰めて食べます。


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蜘蛛は共食いしやすいので採集後に普通のケースに沢山いれちゃうと良くないです。そこで使うのがこれ。タイトルに書いてあるとおり100均に置いてあるアイテムです。これは化粧品関連の売場に置いてある連結できるクリームケース。それを複数買って連結させています。長さも自分の好きなように調節できるのもいいですね。


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これを使うと蜘蛛が小分けされ共食いも不可能になります。もちろん蜘蛛は絶食状態になるわけですが、ヤモリに消費されるまでに水切れや餓死した蜘蛛は今までにないですね。長期放置すればそうなるかもですが一週間くらいならこのままで保管可能だと思います。写真にもありますが蜘蛛は排泄物をこのケースの中でするのですが、小さい黒い点々がそうです。出した時は液状です。蜘蛛をケースから出した時にも慌てて排泄することが多い気がするのは気のせいかな。

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季節によって蜘蛛のいる場所や時間帯、そして蜘蛛の種類も変化していきます。採集する時にそれを考えるのも楽しかったります。次はクモを実際にどうやって与えているか書いてみようかな。