今年もアゲハチョウの幼虫を育て中
今年もイモムシをとってきた。今年はカラスアゲハを探しているのだけど、なかなか見つからない。
山の中腹の小川の近くで給水している姿とその小川近くが蝶道になってるのは把握していて、その周囲のカラスザンショウを重点的に見てるけど、なかなかいない。一番たくさんのカラスザンショウが生えているのはその山の頂上付近の開けた場所なのだけど、そこへ行くにはハエとかアブとかにまとわり付かれながら、獣道みたいな感じで傾斜のきつい道を歩きで登らないといけなくて、面倒くさい。去年は降りる時に滑って泥だらけになったし。
シーズンは長いし、とりあえずクロアゲハと思われるイモムシをとってきた。カラスザンショウはナナフシと餌を共用できるので同じ場所にいれた。アゲハの幼虫のとんでもない食欲と比べたらナナフシはあんまり食べないし、大人しいというかほぼ動かないので共存は今のところできてるみたい。あまり頭数を増やすつもりもないし。
鳥糞から
青虫へ
2つの昆虫の食み跡を見ていて気がついた。ナナフシはあちこちの葉を気まぐれに猫食い(ちょっとずつ食べる)し、アゲハは食べ始めたら一気に葉がなくなるまで食べてそして休む。今までアゲハの幼虫ばかり見ていたので、ナナフシはぜんぜん食べないなあと思っていたけど、野外で見かける色んな葉の食み跡を思い出すとこっちが普通で、アゲハの幼虫が規格外の大食いなんだろうね。うんこを出す量も形もぜんぜん違う。
↓以前の飼育時に撮った動画。