昨年のエダナナフシの卵が孵らなかった話
ナナフシはその枝のような姿や、樹上という人の目につかない場所を好むこともあってか、姿を見かけるのは珍しい昆虫というイメージがあったのだけど、現れる場所さえ把握すれば見つけるのは実は簡単ということに昨年は気がついた。
そしてどうせなら飼育してみようということになり産卵まで持っていくことができた。今年はその卵から孵ったナナフシを飼育しようと思っていたのだけど、うまくいかず孵ってくれるナナフシはいなかった。残念。
ネットを見ているとナナフシの幼虫が出てきたという報告がちらほらとあがっているので、自分も探してみようと昨年ナナフシをつかまえた場所へ。初日は空振りだったものの、その日以降はナナフシの姿を毎回発見することができた。
森の縁の場所。足元に生えている棘のある草についていた。食草として与えるとよく食べる。そんなわけで今年も飼ってみようということで小指の先くらいのナナフシを3匹連れて帰ってきた。
しがみついているのはボールペンのグリップ。とても小さい。