ライフ・イン・ザ・アンダーグロウス/昆虫の世界
BBC ライフ・イン・ザ・アンダーグロウス/昆虫の世界 DVD-BOX
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/03/21
- メディア: DVD
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第一巻の『侵略の群れ -INVASION OF THE LAND』を見た。
陸上に生物のいない時代に海から陸へと上がった昆虫達。
かれらは陸上生活にどう適応したのか。
現在も生き続ける生き物の生態をBBCならではの映像で捉えることで、
海から陸への侵略を描く。
ムカデ、ミミズ、ナメクジ、ヤスデ等がメインで出てくるので、そういうのが嫌いな人にはきつい映像のオンパレードになっています。
空中を舞うコウモリをキャッチして食べるムカデや、カギムシが粘液を飛ばして昆虫を補食するシーン等、
珍しい映像満載でとても興味深かったです。
海から陸へ、そして生物にとって難題であった乾燥を克服し、究極の乾燥地帯砂漠に適応したサソリが最後に登場しましたが、
サソリってブラックライトを当てると光るんですね。これにはびっくり。
何故、光るのかは解明されていないそうです。
そういやうちのアクアリウムの生物も海と陸というか、
水中と陸上を感じさせてくれる生き物がいるなあと思いました。
レッドラムズホーンとミミズです。
レッドラムズホーンというのは淡水の巻貝なのですが、陸生種のカタツムリ等とおなじ有肺類です。
肺を持っています。その一方で同じ有肺類のサカマキガイのようにたぶん鰓のようなものも持っているはずです(たぶん)。
なんか都合の良い生き物ですね。
肺があるので器官さえ乾燥しなければ、実はある程度の期間なら水の中にいなくても大丈夫なんですよ。
淡水だと、水が一時的に干上がることもよくあるのでそれに対応しているんでしょうね。
そのうちに「もういいや」と陸だけで生活するように進化したんでしょうか。
掃除をした時にバケツに取り残されて一見乾燥したように見えるレッドラムズホーンをもう一度水の中に入れると動き出した。
このような経験を持つ人も多いんじゃないでしょうか。
あとミミズですが、イトミミズではなく普通のミミズです。
釣具屋で売っているようないたって普通のミミズです。
陸上の生物という印象がありますが、実は彼らは水中でも生活可能なんですよ。
うちのアクアリウムではソイルの中で生活しています。
ミミズについてはまた書きますね。