秋空とナナホシテントウ
涼しくなってきた平城宮跡でナナホシテントウを見かけた。色が鮮やかなので秋空の澄んだ青に良く似合う。よく見たら葉の先に小さなアブラムシがいるので、この季節でも多くはないアブラムシを探して食べているんだろうなあ。
苦虫を噛み潰したような顔という表現があるが、この苦虫って一体何?と疑問に思った人も多いと思う。実はこのテントウムシが苦虫だという説がある。テントウムシは黄色い汁を体から出すけど、これが苦いらしい。アルカロイドは元は植物にあるもので幼虫成虫共に餌にしているアブラムシ経由でどうやら自分の体に蓄積しているらしい。この苦味を鳥などが嫌うので自分を守る術になっているんだとか。
この黄色い汁を実際に舐めて確認している人はネット上にはけっこういて、その中でもさすがだなあと感じたブログを紹介。他の昆虫との味比べも書いてあった。
こちらは以前に私が撮影して編集した動画。テントウムシの産卵シーン。体のどこに入ってるの?というくらい黄色い卵がどんどん産み付けられる。不思議。
産卵するテントウムシ(Ladybug Laying Eggs) - YouTube